昨年からお付き合いが始まったMIDホイル広報部ISHIDAさま。
ハイエース、プロサクのホイル撮影に当社車両を抜擢してくださりました。
2022年、年始からさっそく2誌。
カスタムCARとハイエーススタイル。
感謝感激!
けれど一つ、とても重い課題を頂いていました。
「今度、ジムニーはどうですか?」
嬉しいお話でしたが、当社は基本的に機能部品メーカー。
特にカスタム色の濃いJB64業界に、当社のすっぴん車両ではご迷惑をかける。
ド派手なカスタムは無理。
けれど、当社なりにデモカーと呼べるものを一から作り直し。
もちろん特注品ではなく、量産品で車検対応、機能性を兼ね備えたモノ。
おかげさまでいくつか新商品が生まれました。
そしていよいよ迎えた撮影本番の日。
ISHIDAさまの反応は…
「予想以上の仕上がりです!」
嬉しい!
今回の装着ホイル。
2022東京オートサロンで業界衝撃の巨大ブース出展MIDブランド。
この2~3年でONからOFFスタイルに一気に変化したトレンド。
そこにいち早く対応している印象。
出来たホヤホヤのコイツ、H12 SHOTGUN。
あまりのカッコよさにその場で注文。
かなりの人気で納期は2~3ヶ月後。
待ちきれない。
当社の車両を採用していただいている理由は理解しています。
ドレスアップカーだと派手すぎてホイルに目がいかない場合がある。
それにユーザー車両に近いほうが購入時のイメージが具体化する。
かといって地味すぎては興味を持ってもらえない。
カスタムカーではない。
ドレスアップカーでもない。
ガチなオフロード仕様でもない。
普段は快速通勤やお買い物、週末ちょっとレジャーに。
そんなユーザーにとって使いやすい仕様。
リフトアップキットは車高10~40㍉範囲での調整式。
純正スプリングもショックもそのまま使うので、乗り心地は純正。
税別定価¥38,000。
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/suspension/project-liftup-1
ダミーリベットフェンダーは両面テープ装着。
塗装不要で継続車検対応。
片側9㍉ワイドにすることでホイルタイヤの選択肢を広げます。
装着にかかる時間、1時間前後。
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/exterior/ext_fex_jb64w
サイトステップも同じく両面テープ装着。
塗装不要、継続車検対応。
ABS樹脂なので従来のFRP製と違い割れにくい、というか割れない。
地面からの泥、石跳ねからボディを保護。
ライトスモーク仕様のヘッドライトカバー。
スズキエンブレムカバー。
どちらも両面テープ装着。
こちらも全面からの石、泥跳による傷付きを防ぎます。
そして新作ブッシュガード。
本気のガードというより、こちらも石や泥跳ねを防ぐもの。
ジムニー業界においては純正バンパーをショートタイプに換装するのが定番。
IMPS 4×4の関根師匠たちのように、本物、本気仕様には必須。
けれど、普段乗りがメインのヒト、使う用途によってはやりすぎ感が否めない。
なのに市場の商品の大半はショートバンパー。
純正バンパーを維持したいヒト向けのちょい足し。
撮影が始まってから気づきました。
あれ?
今日は何の雑誌でした?
「雑誌じゃないですよ、MIDマルカサービスのホイルカタログ掲載です」
え”っ!
嬉しい!
アノ分厚い本ですよね!?
「そうです、全国のホイル取り扱いショップさまなどへ配布するもので4万部弱用意します」
ハードパーツがメインの当社は業界の裏方的存在。
華やかさとは無縁でした。
撮影終了でテキパキとホイルを戻すISHIDAさまに合掌。
後日届いた雑誌を見て驚愕…
激カッコいいんですが…
でもココはドコ?
げッ…
タイヤホイルを純正に戻すだけでこんなにガッカリに…
まるで盛りメイクを落としたすっぴん状態…
はやくホイル納品してくださ~い。
今回は収穫がもう一つ。
カメラマンさまのGDJ150プラド。
リフトアップしてあり、かなりカッコいい。
純正が前下がりで不満だったとか。
撮影中に採寸させていただきました(笑)。
本日、土曜日の会議にて、早速リフトアップキットとラテラルロッド開発に入りました。
会議終了後、あわててパソコンにかじりつくこと30分。
本日より受付開始のトライアスロン大会の申し込み完了。
人気なのですぐ売り切れてしまうんです。
「人生、何事にも始まりあり」的なことを思い出しました。
社会人になってからメタボ中年まっしぐらの私。
コロナ過でイーカスタムさんにトライアスロンを勧められたときは一度拒否。
当たり前です、とりあえずジョギングしたら300㍍で立ち止まったのですから。
けれど予想以上に情けない結果に奮起。
ちょっと走っては歩き、通行人がいるときは走り、だれも居ないと立ち止まる。
それを繰り返しているうちに少しずつ走れるように。
最初は地獄だった5㌔。
今はウォーミングアップ程度で、10㌔が朝ランの標準距離。
ハーフマラソン出場を決意し、先日は当社から20㌔先の奈良公園まで走りました。
仕事も同じ。
やったことの無い車種やジャンルのパーツ開発。
その48年の積み重ねが現在のシルクロード。
今回のジムニーの撮影も、当初は辞退することを考えていました。
当社の得意分野ではないし、担当の私自身が失敗したり恥をかくのが嫌だった。
けれど、”やったこと無いから”と逃げてしまえばそれで終わり。
何も起きない、始まらない。
と言いながら逃げている事が一つ…
魚介類が嫌い。
「人生の半分損をしている」らしいのですが。
これだけは許してください…
m(__)m